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2021年2月19日 (金)

40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法/寺澤伸洋

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Nさん 「考えるには、『要素分解』すればいいんだよ」
僕  「要素分解って何ですか? まあ、なんとなく雰囲気はわかりますけど」
Nさん 「たとえば、『美味しいカレーを作る』ってミッションに対して、切り口はいっぱいあったよね」
僕  「対象、準備、材料、提供の仕方ってやつですね。人数、性別、年齢、材料、お皿、雰囲気みたいな」
Nさん 「そう、それだよ。美味しいカレーを作るために『考える』ということは、高い視点から全体像を見て、それに関係する項目に『分解』していくことなんだよ。
 分解は、『分ければ解る』と書くでしょ?
 だから、大きなところから細かく分けていくんだよ。

本書は著者が20代のころ、当時上司であったNさんから教わったことをまとめたもの。

要点をまとめると次のようになる。

物事を深く考えるためには、視野を広げる、視座を高める、視点を増やすという、3つのポイントがある。

1.視野を広げる

たとえば、製造業界にいたら金融業界の話は不要なのか。

サッカー選手は野球選手の練習法にまったく興味を持たなくていいのか。

そんなことはない。

自分のいる範囲外の話が参考になることは、たくさんある。

視野を広げるというのは、『情報を集める領域を意識して広げなさい』ということ。

2.視座を高める

視座とは自分が見ている場所の高さのこと。

よく『俯瞰的に、全体を見なさい』という。

鳥の視点を持てば全体が見えるけど、地面を歩いているアリの視点からは地面の一部しか見えない。

なるほど、その高さのことを『視座』と表現する。

3.視点を増やす

視点を増やす。

物事を見るのに、一方向から見るのではなく、多面的に見る。

4つの思考フレームを当てはめて考える。

①水平思考 ②垂直思考 ③思考の高さを変える ④時系列をかえる

本書は考えるとはどういうことなのか、その基本を教えてくれる。

研修のネタとしても使えるのではないだろうか。

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